好きだった女の子の結婚式でスピーチをした話
ねこねこねこねこねこ
恐竜も滅びたんだから人間だって滅ぶ
少子高齢化なんですって。
でも、種の保全って、しなきゃダメなやつですか。
恐竜も滅びたんだから人間だって滅ぶだろう、って思う。いつか来るなら別に抗わなくてもよくないですか。そこで終わるならそれまでの種じゃないですか。
子どもが欲しくない、というか、子どもが欲しいと思えないというか、小さい子どもを連れたひとを見るとすごいなーって思う。
その子、これからめっちゃ辛い思いするかもしれないんですよ。生まれたくなかった、なんで生んだ、って言われるかもしれないんですよ。自殺しちゃうかもしれないし、病気で自分より先に死んじゃうかもしれない。
というか、わたしの子どもが、健やかに生きてくれるとは思わない。自分にできなかったことを他には求めない。
ので、子どもは産まんだろうなぁ、って思っています。
不健全な精神
健全な精神でいたい、いなければいけないという強迫観念に似た感情が自分のなかにずっとある。
原因はわりとはっきりしていて、わたしの母親はうつ病だった。調子が悪いときはまるで会話にならなかったし一日中寝ていたし、ひとに何か言われるとめそめそ泣いていた。わたしは母がそういう状態のときはどうしていいかわからなかった。
祖母、つまり母の母が、「明るくていい子だったんだけどねぇ」とよく言う。わたしは明るくていい子だった母を知らない。
同居の義母(つまり父の母)と上手くいかないと言って泣き、パートで始めた学習塾を生徒にいじめられたと言って辞め、いちにち布団の中で眠ったり食べたり本を読んだりしていた。
明るくていい子で聡明だった母は、学者か小説家になりたかったのだという。
母を思うときじんせいのままならなさを思う。人間の心は脆い、壊れてしまわないように生きていかなければいけないと思う。
ちなみに母は義母が身体をあちこち悪くし、父が病気になってから「自分がしっかりしなければ」と思ったのか「このひとたちはもう恐るものじょない」と思ったのか、割に元気にしているそうだ。
桜の季節過ぎたら
まだ桜どころか雪の季節なんだけれど、フジファブリックの「桜の季節」という歌が好きだ。ちなみにフジファブリックはこれ以外知らない。あまり歌手単位で歌を聞き漁ることがないからだ。
桜の季節を知ったのは仲良しの友達がカラオケで歌っていたからで、曲もだけれどPVも気に入った。女の子が二人出てくる。百合じゃん。
そのあとまた別の友人たちとカラオケに行く機械があった。小学校・中学校からの友人と4年ぶりくらいに遊んだ。一人働いていて、三人大学生で、わたしは無職だった。
桜の季節過ぎたら
遠くの街に行くのかい
桜のように舞い散って
しまうのならばやるせない
中学校のときとてもとても好きだった女の子が歌うのを聞きながら、わたしは訳のわからない感傷で必死に涙をこらえていた。こういうふうに集まるのはもう最後なのかもしれないと思うと猛烈に寂しかった。
その日はみんなでラブホに泊まってお酒飲んでお菓子食べてひたすらしゃべって眠った。楽しかった。
飽き性
飽き性である。
何かを始めて長続きした覚えがない。
最近ひとのブログを読むのが好きでいろいろと見ているが、数年間コンスタントに更新をしている人を見るとなんて勤勉なんだろうと感動する。
わたしもいっちょやってみるかと思った。